GTECとは/最近学校で多く活用されているGTECについて解説

こんにちは。英語学習応援家のさとみです。

私の子どもの高校では英検ではなくGTECを一斉受験をしています。(2022年4月現在、高校3年生)私は実際、娘が高校入学までGTECというテストを知りませんでした。このブログではそもそもGTECとはなに?なぜ学校でGTECを受験させているのか?などについて解説していきます。学校でGTECを受験しているけど、GTECのことを知らない学生さんや、子どもが学校でGTECを受験しているけど何かわからないおうちの方向けに解説していきます!

GTECとは

GTECとはベネッセコーポレーションが実施しているスコア型英語4技能(読む、書く、聞く、話す)検定です。英語の習得状況に合わせてレベルを選べ、主に小学生向けのGTEC Junior、中高生向けのGTEC、大学生・社会人向けの3種類のテストがあり、レベル別に10タイプの問題に分かれています。

GTEC Junior
Junior 1 (小5)
Junior 2 (小6)
Junior 3 (中1〜)

GTEC
Core (中2〜中3)
Basic (中3〜高2)
Advanced (高1〜高3)
CBT (高2後半〜高3)

大学生・社会人向けGTEC
Academic (大学生)
Business (大学4年生〜社会人)
Business (公開会場版)

※カッコ内は活用時期の目安です

中高生向けGTEC(検定版)について

ここからは中高生向けGTEC(検定版)についてそれぞれのレベル、出題時間、測定方法、上限スコアについてまとめました。

Core 
レベル:中2〜中3レベル
出題時間:約92分
測定方法:紙(マーク式)Reading, Listening (記述式)Writing、タブレット Speaking
上限スコア:840点

Basic
レベル:中3〜高2レベル
出題時間:約110分
測定方法:紙(マーク式)Reading, Listening (記述式)Writing、タブレット Speaking
上限スコア:1080点

Advanced
レベル:高1〜高3レベル
出題時間:約110分
測定方法:紙(マーク式)Reading, Listening (記述式)Writing、タブレット Speaking
上限スコア:1280点

CBT
レベル:高2後半〜高3レベル
実施時間:約150分
測定方法:PC
上限スコア:1400点

※Core, Basic, Advancedは学校申込、CBTは個人申込

GTECスコアの活用法

受験後はCEFRに対応した4技能スコアレポートが送られてきます。スコアレポートで客観的に自分の英語スキルを分析し、課題を把握することで今後の学習に役立てることができます。また、海外を含め、多くの大学・短期学などの入試でスコアが活用できます。(大学によって求められる条件などが違うので各大学が公表している情報を確認してください)

GTECスコアとCEFRの比較

CEFRとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略で欧州の言語教育・学習の場で共有する枠組みとして、2001年に欧州評議会が発表しました。欧州をはじめとする世界の各言語で、実際に利用されています。

GTECスコアとCEFRの点数を比較してまとめました。

※カッコ内はGTECスコア
B2 (1190-1349)
B1 (960-1189)
A2 (690-959)
A1 (270-689)

自分のスコアを見るとCEFRではどれくらいなのか、を見ることができますね。スコアは客観的に自分の英語力を知ることができるので、積極的に活用していくといいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました