中学で英語のスピーキングテスト(ESAT-J)とは?

英語

こんにちは。英語学習応援家のさとみです。今回は令和4年度から始まる中学校英語スピーキングテストについて解説していきます。

中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)とは、東京都内公立中学3年生を対象に行われるテストです。

なぜ都内の公立中学3年生だけなのでしょうか?

東京都ではグローバル人材の育成に力を入れています。そのため、小・中・高校で一貫した英語教育により、「使える英語力」の育成を推進しています。このテストでは中学校で身につけた「話すこと」の力を客観的に評価し、中学校と高校における英語指導の充実、及び円滑な接続を目指すことを目的にしています。そして、このスピーキングテストは都立高校入試でテストの結果を活用する流れになっています。

令和4年度は11月27日(日)にスピーキングテストが実施予定です。予備日は12月18日(日)です。

どんな問題が出るのか?実施方法は?

出題範囲は中学校学習指導要領に基づく内容です。

実施方法は、テスト専用のタブレット端末を使用し、音声を録音していきます。

テストは4つのパーツに分かれています。それぞれの時間配分は以下の通りです。(令和元年度のプレテストを参照しています)

・パートA 準備時間30秒・解答時間30秒
・パートB 準備時間10秒・解答時間10秒
・パートC 準備時間30秒・解答時間40秒
・パートD 準備時間1分、解答時間40秒

学校ではこのテストに向けてどのような対策をしているのでしょうか?

このテストが試験的に始まったのは3年前、ちょうど私の長女が中学生の時でした。長女も次女と同じ地元の公立中学に通っていました。当時担当の英語の先生は、これまでの文法中心の英語ではなく、英語4技能のテスト対策に向けて普段の授業でも対応してくれていました。当時、長女の学校ではこのスピーキングテストのプレテスト抽出校になっていたようで、長女はこのテストを体験しています。

長女の英語の先生はスピーキングの授業を重視していたようで、自分の意見を英語で話せるようなアクティビティをたくさんしていました。

しかし、現在中学3年の次女の英語の先生は教科書中心に授業を進めています。

子どもたちの話を聞いて感じたことは、英語の先生により教える内容にばらつきがありそう、と言うことです。主に使用している副教材が違うため、スピーキングに力を入れているのか、文法やリーディングに力を入れているのか、先生の得意分野なども関係してくるのでしょうか。

スピーキングテスト対策はどうすればいい?

スピーキングスキルは数日で対策するのは難しいので、やはり早めに対策するのがおすすめです。まずは東京都教育庁のホームページに載っている過去問題を見てみるのがおすすめです。ホームページには過去問題と解答例があります。

まとめ

中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)は令和4年度から始まる都内公立中学校3年生を対象とするテストです。このテストは生徒のスピーキング力を客観的に評価し、かつ都立高校入試に活用される流れとなっています。

今回、私が調べてみてわかったことは、このスピーキングテストはGTECと非常に類似していることです。長女は「以前のGTECでも同じような問題だった」と言うほどです。GTEC用の問題集などを参考にするのもいいかもしれません。

今年度から始まるテストなので今後色々変更があるかもしれません。
参考になれば嬉しいです。

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